長谷部誠 キャプテン

「心を整える」に「集団のバランスや空気を整える」という章があります。

 

そこには、長谷部さんが

ゲームキャプテンを当時の岡田監督から言い渡された時のことが書かれていて興味深いです。

 

言い渡されたのが、ワールドカップ直前でした。

その当時は、長谷部さんは26歳。

彼よりも年上の先輩がたくさんいる。

そんな状況で、キャプテンをやれと言われれば、動揺するでしょう。

 

長谷部選手も、言い渡された後で、岡田監督の部屋に行き、

辞退を申し出ます。

 

ところが、岡田監督の対応がおもしろい。

 

「何だ、オマエも意外とまわりに気を遣っているんだな。分かった。この件は一旦オレに預からせてくれ」

 

ここで、監督の俺の指示に従えないのかっと一方的に突っぱねるところ、

時間をおいて相手の申し出を再考する余地を残した岡田さんはさすがとしか言いようがないです。

 

結局、ゲームキャプテンは長谷部さんが勤めることになったのですが、

自分のスタイルをあえて変えようとせずに、チームに足りないことを探し、

チームを整える存在であろうとした長谷部さんも素晴らしい。

 

キャプテンというと、ともすると、組織を引っ張っていくイメージがありますが、

むしろ、組織のよさを最大限に引き出す裏方としての役割が大事だと考えさせられるエピソードです。

こんな上司がいたら私のサラリーマン生活も違っていたかもなー。



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